パネライの「Laboratorio di Idee(アイデアの実験室)」が生み出した最先端の一本、それが「サブマーシブル BMG-TECH™ PAM00799」である。このモデルは、ブランドが誇る二つの特許素材——BMG-TECH™とカーボテック™——を融合させた、現代のマテリアルサイエンスの結晶と言える存在だ。
このモデルの最大の特徴は、ケースに採用された「BMG-TECH™(バルクメタリックグラス)」にある。この合金は、従来の金属と比べて飛躍的に高い強度と耐食性、そして耐衝撃性を誇りながら、時が経つにつれて独特の風合いを増す特性を持つ。ケース径は47mmという堂々たるサイズでありながら、その先端素材による軽快さは、腕に装着した瞬間に驚きをもたらす。
このケースと対をなすのが、カーボンファイバーをベースとした複合素材「カーボテック™」製のベゼルだ。一方向回転式のこのベゼルは、素材の切削方向によって異なるマットブラックの杢目模様を描き、同じ時計は二つとして存在しないという唯一無二の個性を創り出している。
漆黒の文字盤は、パネライ伝統の高い視認性を継承している。大型のインデックスと針には、強力な夜光塗料「スーパールミノバ」が塗布され、深海でも確かな視認性を提供する。3時位置の日付表示と9時位置のスモールセコンドという、実用的でありながらバランスの取れたレイアウトも見事だ。
心臓部には、自社製自動巻きムーブメント「キャリバーP.9010」を搭載。厚さわずか6mmという薄型設計ながら、約3日間(72時間)のパワーリザーブと、時針を1時間単位で調整できる便利な機能を備えている。ケースバックはソリッド(無垢)で、その分、300mの防水性能とプロフェッショナルな信頼性を確保している。
パネライコピーサブマーシブル BMG-TECH™ PAM00799。それは、伝統的なイタリアンデザインと、最先端の素材科学が見事に融合した、現代のパネライの到達点を示す一本である。 |