カルティエが2013年に発表した「ロトンド ドゥ カルティエ ミステリアス アワーズ W1556224」は、見る者の想像力をかき立てる、まさに魔法のような時計である。このモデルの最大の特徴は、文字盤の上を浮かんでいるかのように見える時針と分針にある。通常の時計では針は中央の軸に固定されているが、このモデルの針は中央に軸がなく、まるで空中に浮かんでいるかのように回転する。この「ミステリアス(神秘的)」という名にふさわしい機構は、カルティエが長年培ってきた高度な技術の結晶である。
この驚異的な機構を実現しているのが、サファイアクリスタルのディスクだ。時針と分針は、それぞれ別の透明なサファイアクリスタルのディスクに固定されており、ディスクの外周に配置された歯車によって駆動されている。そのため、針が回転してもその駆動部分はまったく見えず、まるで針が自力で動いているかのような錯覚を生み出す。
ケース径は42mm。ケース素材にはホワイトゴールドを採用し、ベゼルにはダイヤモンドが惜しみなくセットされている。文字盤は、ブラックのラッカー仕上げで、その深みのある黒が、浮かぶ針の輝きを一層引き立てている。中央には、 ロレックススーパーコピー時計ローマ数字のインデックスが配置されたサブダイヤルがあり、その外周を針が回る。この二重構造の文字盤が、ミステリアスな効果をさらに強調している。
心臓部には自社製手巻きムーブメント「キャリバー9981 MC」を搭載。約48時間のパワーリザーブを持ち、サファイアケースバックからその精巧な仕上げを鑑賞することができる。ロトンド ドゥ カルティエ ミステリアス アワーズは、時計という枠を超えた芸術作品である。時を告げるという機能を、これほどまでにロマンティックに、そして驚きをもって表現した時計は他に類を見ない。 |