2005年、ジャン=クロード・ビバーのリーダーシップの下でウブロは「アート・オブ・フュージョン」という新たな哲学を掲げ、再起を果たした。その象徴が「ビッグバン」である。伝統的な時計製造と革新的なマテリアルを融合させるというブランドの理念を受け継ぎ、そのデザインと機構を進化させたモデルが「ビッグバン エボリューション 301.PX.1180.RX」である。
このモデルの最大の特徴は、ケースに採用された18Kレッドゴールドと、スポーティなブラックラバーストラップの対照的な組み合わせにある。ケース径は44mmという堂々たるサイズでありながら、ラバーストラップの軽快さが、長時間の装着でも快適な着け心地を実現している。ケース表面には、サテン仕上げとポリッシュ仕上げが施され、光の反射によって複雑な陰影を描き出す。
文字盤は、スポーティな印象のブラックを基調とし、視認性を高めるバーインデックスとドットインデックスが配置されている。3時位置には日付表示窓があり、実用的な機能も備えている。クロノグラフ機能も搭載されており、秒単位の時間計測を可能にしている。
心臓部には、自社製の自動巻きクロノグラフムーブメント「キャリバーHUB4100」が搭載されている。毎時28,800振動の高ビートで正確な時を刻み、約42時間のパワーリザーブを誇る。サファイアケースバックを採用しており、内部で鼓動する精巧なムーブメントの造形を鑑賞することができる。防水性能は100mを備え、実用性も兼ね備えている。
ビッグバン エボリューション 301.PX.1180.RXは、レッドゴールドという伝統的な価値と、ラバーという現代的な機能性が融合した、ウブロの「アート・オブ・フュージョン」哲学を体現する一本である。 |