1997年、パテック フィリップはノーチラスの系譜を受け継ぎながら、より若々しくスポーティーな解釈を加えた新たなコレクションを発表した。その名は「アクアノート」。2017年、誕生20周年を記念して世に送り出されたRef.5168G-001は、「ジャンボ」の愛称で親しまれる42.2mmケースを纏い、新たなる伝説の幕開けを告げた。
この時計の最大の魅力は、18Kホワイトゴールド製ケースが放つ、重厚でありながらどこか温かみのある輝きである。厚さわずか8.25mmというスリムなプロポーションに、 ロレックスコピー時計サテン仕上げとポリッシュ仕上げを巧みに使い分けた八角形のベゼルが、洗練されたコントラストを生み出す。直径42.2mmというサイズは、従来のアクアノートよりもひと回り大きく、まさに「ジャンボ」の名にふさわしい存在感を放つ。
文字盤は、黒からミッドナイトブルーへと微妙にグラデーションするエンボス加工が施されている。光の加減で漆黒から深い紺碧へと表情を変えるこのダイアルは、まさに深海の神秘を閉じ込めたかのようだ。特徴的なアクアノートパターンの浮き彫りが、立体感と奥行きをさらに強調する。ホワイトゴールド製のアプライドアラビア数字とバトン型針には白色の蓄光塗料が塗布され、昼夜を問わず卓越した視認性を確保する。
心臓部に搭載されるのは、パテック フィリップ自社製の自動巻きキャリバー26-330 S Cである。30石、28,800振動/時、35時間から45時間のパワーリザーブを誇り、21Kゴールド製の中央ローターが効率的な巻き上げを実現する。シースルーバックからは、Gyromax®擺輪とSpiromax®ヒゲゼンマイの精緻な動きを鑑賞することができる。
一体型のミッドナイトブルー複合材ストラップには、文字盤と同じアクアノートパターンのエンボス加工が施され、全体の統一感を高めている。ホワイトゴールド製の特許取得フォールディングクラスプには、カラトラバ十字が刻印され、ブランドの伝統を静かに物語る。防水性能は120m。
5168G-001は、時を計る道具である前に、20年にわたるアクアノートの進化の軌跡を、一つの完璧な形に結実させた、記念碑的な傑作なのである。 |