1972年、時計界に衝撃をもたらした傑作「ロイヤルオーク」。その初代モデルの魂を、驚異的な薄さと最高の素材で現代に蘇らせたのが「ロイヤルオーク エクストラ シン」です。モデル15202OR.OO.1240OR.01は、18Kローズゴールドの温もりと、「ペティーボワ」模様が織りなすブルーの輝きが、伝説のデザインをさらに気高く昇華させた一本です。
その最大の魅力は、わずか8.1mmという「エクストラ シン(超薄型)」のプロファイル。これは、初代モデルが掲げた「ラグジュアリー・スポーツウォッチ」の概念を、現代の技術で極限まで追求した結果です。18Kローズゴールドのケースと一体化したブレスレットは、光の加減で複雑な輝きを放ち、圧倒的な存在感を示します。文字盤は、ロイヤルオークの代名詞である「ペティーボワ」模様を施した深いブルー。これは「スモークブルー」とも称され、光の角度によっては漆黒にも見える神秘的な表情を見せ、金色のケースと絶妙なコントラストを形成します。
この時計の真骨頂は、その心臓部に搭載された超薄型自動巻きムーブメント「キャリバー2121」にあります。これは、初代モデルから受け継がれる伝統の機構であり、その驚異的な薄さと高い信頼性は、半世紀を経ても色あせることなく、時計愛好家を魅了し続けています。
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラ シンは、単なる時計を超えた、歴史的傑作の系譜を受け継ぐ「生ける伝説」。所有する者は、時計製造の歴史に刻まれた不滅のデザインと、それを支える比類なき技術の結晶を、自らの腕に刻むことになるのです。 |